釣漁会員事業所から大型釣船を3隻出して5月24日(日)に実施しました。
春と秋、年に2回の当会主催「親子沖釣り教室」春の釣行は、羽田からえさ政丸、葛西橋から晴海丸、品川港南から丸長丸の各宿大型船を1隻づつ出して実施。風波にめげず、船酔いもなく、子供たちは始めての獲物に瞳を輝かせていました!
さて、羽田・えさ政丸に乗ったのは7家族22名。子らはどういうわけか園児から児童の、しかも女児が多く、「娘に教える釣り名人のパパは大忙し」でした。そのパパたちは、エサを短く切って布の上に載せておく、娘の小さい指に仕掛けの針をつまませて「エサはこうやってつけるんだよ」、「リールのストッパーを外して、仕掛けを海に落とすんだよ」、「魚が掛かったら竿がプルプルするからね、そしたらリールのハンドルをゆっくり回すんだよ」、「晩ご飯は江戸前キスの天ぷらだからたくさん釣ろうね」。その会話と教示と仕草と所作が微笑ましいこと微笑ましいこと。娘って、愛しい人なんですね~。ママそっちのけです。「ママは自分で勝手にやれ」ってなもんです。
ところで、この日のお天気はカミナリ予報のイヤーな空模様。午前中、一時土砂降りとなって、家族は全員キャビンに逃げ込むほどでしたが、雨雲が去ると風波もおさまり折りよく上げ潮。魚の活性も少しづつ上がってぽつぽつとキス、大キス24センチ。トラギス、メゴチ、カレイ、アジ、イイダコ、スミイカ、加えて珍客に小さいサメまで飛び出してパパもママも子も大歓声! 帰着後、各船スタッフがそれぞれの魚の捌き方を実演し、刺身、タタキ、天ぷら、煮物に焼き物等々おいしい食べ方をレクチャーして、無事に「沖釣り教室」を了えたのでした。
毎回思うことですが、子(児童)は思いのほか強くてたくましい。船酔いはほぼなかったようです。 オデコもなかったようです。
釣果はパパトップ30尾超。カミナリ模様、風波、そして大潮ながら10時半の潮止まりにて入れパクタイムがなく、おまけに子とママの面倒を見いの、で、ちと数が伸びませんでした。
再々、毎回思うことですが、子らとパパとママとの非日常空間「船釣り」でのふれあいは実に楽しげ。写真を撮っていてその「楽しい」が伝わってきます。さてさて皆様、次回は10月。またお逢いしましょう!
<チーム丸長丸の皆さん>
<チーム伝寿丸の皆さん>
第13回 親子沖釣り教室まとめ
■主催:都漁連内湾釣漁協議会
■参加資格:児童・小学生と保護者、中~高校生 ※ご家族でご乗船ください。
■料金:親1名+小学生1名/10,000円 (追加)大人5,000円、児童・小・中・高校生3,000円
■募集人数:60名=2船宿2隻に割り振り
■釣物:中の瀬方面でのアジ釣り 8時に各船宿集合~14時終了
■スタッフによる釣り方指導、魚の捌き方指導、釣具貸与、仕掛け贈呈
■持ち物:昼食各自。クーラー&氷も各自。雨具&長靴は必携です。
■協力:東京コカコーラ、釣具のハヤブサ、マルキュー
<出船と乗客>
①品川港南・え丸長丸/5家族18名 トップ=家族で18尾
②羽田・伝寿丸/8家族37名 トップ=家族で15尾
・魚種/アジ、サバ、イシモチ