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H21.6.25 漁業研修/木更津すだて漁

内湾の観光漁業の「すだて漁」を研修しに行きました。

漁業研修会「簀立て」に参加して

 6月25日は釣漁協議会の皆さんの日頃のご精進の賜物でしょうか、梅雨の合間の穏やかな大変素晴らしい日並に恵まれ、楽しい一日を過ごさせていただきました。
 当日は内湾6ヶ浦の各組合長、職員さんをはじめ、93人が顔をそろえ、魚や貝に囲まれながらの歓談。和やかな雰囲気の中で60年前の東京の浜の思い出に花が咲きました。当然のことながら「簀立て」には実感のない若い人達も大勢いました。

 今、内湾の葛西沖・三枚洲干潟では、国との協議を詰め、最良質の砂を選んでの覆砂養浜工事がはじまり、第一段階、1万平方メートル(厚さ30センチ)が3月末に実現したところで、さらに急ピッチで拡大してゆきますが、内容は、陸続きにせず、干潟沖側に3列くらいのイメージで盛り砂するもので、貝類の繁殖だけでなく、良質の砂が何%か沖へズレて、ハゼ、キス、カレイ、フッコなど魚類繁殖の好環境創出も視野に入れているものです。

 先日の歓談風景が東京の浜で、皆さんの遊漁船や潮干狩り船など仕事の中での日常風景となったら、なお楽しいと思っております。
 東京内湾の漁場環境改善、再生を希求する私にとって、釣漁協議会の団結力、行動力、見識は大きな支えとなており、全国的に見ても類をみない組織であると感じております。今回の研修企画に感謝し、皆さんのさらなる活躍を期待しております。
                             内湾代表組合長:三田豊一

<主催>
都漁連内湾釣漁協議会
<参加漁協>
・東京東部漁協、佃島漁協、中央隅田漁協、芝漁協、港漁協、大田漁協 参加者93名、現地集合

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