先般、5月、当会は「トヨタ自動車『アクア・ソーシャル・フェス2013』」に参加した100名の清掃隊の人々を渡船させる業務を担当しましたが、今回は「鳥の島再発見ツアー」の80名の皆さんを、安全かつ快適に渡船させる業務を請負いました。この鳥の島は、観光スポット「お台場」にあって、野外観察活動や環境保全活動を展開する諸団体、都民の皆さんの注目エリアになっているようで、当会が渡船を担当できることは嬉しい限りです。

　時に「鳥の島再発見ツアー」というのは、国交省東京港湾事務所・東京臨海副都心グループ・お台場海浜公園「鳥の島再発見ツアー」実行委員会が主催者で、近隣の港陽小学校の児童と教諭、野鳥の会、NPO東京パークレンジャーズ、東京港で建設工事をする複数の建設会社社員に加え、東京都港湾局、港区役所のエリア関係者が参加するイベントで、年一回、夏休み中に執り行って、今年で６回目になるんだそうです。

　さて当会の渡船業務は、5月同様、網定から小型の台船を曳舟で曳航、鳥の島のコンクリ護岸にアンカーで固定するやり方で簡易桟橋をつくり、会員のフラットデッキ客船で水上バスの乗船場と鳥の島を往復するやり方で執り行われ、安全快適のうちに昼過ぎ、業務を終了しました。
　ツアー参加者がかき集めた漂着ゴミはおよそ40袋。これを別船小船で水上バス乗船場に運んで都の職員に引き渡して当会業務は完了したのでした。（小）


＜作業＞
・フラットデッキ客船/ひらい東海道丸、三浦屋フラットデッキ客船、網定港南丸
・台船＋曳舟/縄定
・作業船＋作業/佃中澤丸、日の出屋、丸祐、あみ弁、あみ武