都漁連内湾釣漁協議会

活動報告

HOME > 活動報告top> H27.10.20 講習会
H27.10.20 漁業研修「活魚神経締め講習会」

10月20日13時より、東京都漁連水産物流センター(京浜島)にて「漁業研修・活魚神経締め講習会」を行った。参加人数は16名。







神経締めの手順について

 魚の頭を右、腹を手前にして置き、エラから包丁を右斜めに入れて背骨の節を探り当てた後、包丁を立て気味にして背骨を切断。尾ビレから2~3センチのところにも切り込みを入れ背骨を切断。ここで魚をくの字に曲げると血抜きが出来るとのこと。
 その後、魚をまっすぐ垂直に持ち、魚を貫通できる長さの針金で背骨の上の方にある穴に突き刺し、2~3回前後に動かし髄液を抜き取ると神経締め作業が完了。
 針金は魚の穴に合わせた太さを選び、背骨の穴に入れる際には魚がビクビクと動くので一気に入れるのがコツのようだ。

 神経締めをした魚は氷水に入れて冷やす。とにかく素早く冷やす事が大事とのこと。神経締めをすることにより魚の死後硬直をかなり遅らせることができ、素早く氷水に付けることにより、その鮮度をより長く保つことが出来るという。 普段なかなか触れる事の無かった知識と、仕事にも役に立つ技術を体得できたとあって、参加者にはとても有意義な時間となった。
                          深川冨士見:石嶋広士

Copyright©2013 Turiryo