H28.10.11 漁業研修会~細川流江戸投網の網打ちを学ぶ
●やっぱり、とっても、難しかったです.....
「投網体験なので、ぜひとも”魚を捕らえる"という体験をして欲しかったです。実際に魚が入ると何とも言えない感覚ですよ」
最後にそうおっしゃった船長の言葉にハッとしました。その時まで私は「投網は綺麗に網を投げる」ことだと思い、綺麗に大きく網を広げるにはどうしたらよいかばかりを考えていました。しかし、それは本末転倒で、綺麗じゃなくてもよいから網を投げて魚を捕らえる、が投網の本来の目的だとあらめて気が付くのでした。
そもそも網を投げるまでの段取りが難しく、持ち方による握力の奪われ方や、網の重さからくる手への負担が想像以上で、全てが簡単ではありませんでした。
体験学習&興味本位で参加した私にも、本気で教えて下さった細川流江戸投網保存会の皆様方には感謝の言葉しかございません。おかげでとても貴重な経験をさせて頂きました。
ふたたびこのような機会がありましたら、今度はもっと本気で臨み、ぜひとも魚を捕らえたいと思います。
<深川冨士見> 北島 純
<まとめ>
■参加者:23名
■協力:細川流江戸投網保存会/あみ弁(東京東部漁協)・あみ武(同)・網さだ(同)
■写真:釣漁/事務局長兼会計=中澤 充(佃島漁協)