都漁連内湾釣漁協議会

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2020.2.1 第15シーズン お台場学園「海苔養殖授業」海苔摘み~海苔漉き

●かつてない不漁の年

2020年2月1日(土)、お台場海苔養殖授業の海苔摘み取り作業と海苔漉きが行われました。昨年12月に設置した海苔網を木更津の漁師さんたち、当会会員の手で船に引き揚げました。1月に行われた中間刈り取りの時、海苔の育成が例年より悪かったので不安の中の作業でした。

結果としては過去最も少ない海苔の量でした。 お台場海苔スタッフの方も潮位に合わせて細かく海苔ひびの高さを変えたりしましたが、海苔は全くといっていいほど成長していませんでした。原因としては暖冬の他、日照不足など複数の要因が重なった可能性があるそうです。

海苔漉き体験については木更津の漁師さんが持ってきてくださった木更津の海苔を使いました。生徒達も真剣に説明を聞き、楽しそうに海苔漉き体験をしていました。 最初はうまく出来ない様子でしたが、コツをつかむと上手に漉いて行き、校門に設置された海苔を干すための台にはあっという間にたくさんの海苔が並びました。

今年のお台場海苔は残念ながら不漁でしたが、例年とは違う結果に生徒達も何故海苔が成長しなかったのかを考える貴重な授業になったのではないでしょうか。近年の地球温暖化による暖冬などの影響の中、毎年続くお台場海苔養殖授業は貴重な体験の場になっています。
                       文・写真 皆藤 稔(あみ新)

 

【作業まとめ】
<参加者>
・港区立小中一貫校お台場学園港陽小学校5年生と保護者
・お台場海苔作り実行委員会、その他
<指導>
・ NPO法人海辺づくり研究会
・木更津金田の浜活性化協議会/実形博之氏
<協力>
・東京都港湾局
・都漁連内湾釣漁協議会
 ⇒当会参加船舶3隻+参加者5名/あみ弁、西野屋、芝浦石川、三浦屋、あみ新




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