都漁連内湾釣漁協議会

活動報告

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2024.10.30 第3回 活魚神経締め教室


●硬直ナシ。ほどよい弾力と高鮮度でウマイ!

 今年の釣漁協議会漁業研修は、昨年に引き続き「活〆講習会」です。3回目ということもあり、今までの研修の話を聞いたり、ネットやYouTube等での予備知識はありましたが、日常においての本格的な神経〆を行うことはあまりないため、初心で臨ませていただきました。

 座学の後、タイを用いての神経〆です。実際にやってみると、骨の上を通る小さな神経に、神経〆の針金を通すのはなかなかに難しい。神経に沿って針金を通すつもりが、身を貫いてしまう場面もあり、やはり普段からの慣れが必要と感じた次第でした。

 この研修により、あらためて神経〆による活魚の鮮度保持の重要性を学べ、同じ魚でも価値が上がることも認識でき、今後に生かせる研修となりました。 講師を担当してくださった都漁連の渡邊販売課長様、ありがとうございました。

 なお、神経〆を行ったタイは、帰宅後も硬直せず、ほどよい弾力と高鮮度の柔らかさを保っていました。翌日にいただいたところ、鮮度感のある刺身が楽しめ、野締めと、活締め、神経〆の違いを大いに感じました。 これでまた一歩「できる漁師」に近づけた気がしました。
                   写真 / 中澤 充(佃島漁協・佃中澤)                   文 / 鈴木 誠(中央隅田漁協・あみ清)

【まとめ】
・場所:都漁連水産物流通センター
・協力:東京都漁連
・講師:東京都漁連/渡邊瑛之氏







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