東なぎさ大クリーン作戦

　葛西海浜公園の東なぎさは野鳥保護区になっていて、基本的に立ち入り禁止の場所です。四季を通して多くの野鳥が生息し、様々な生き物の命が息づいています。
　一方、漂着ゴミも多く、何とかしなくてはとの思いから都漁連内湾釣漁協議会さんと連携して始めた東なぎさの清掃活動も当会参加18回目を迎えました。今回は100名近い参加者により実施することが出来ました。

　船で東なぎさに渡り、護岸や葦原の中などに散らばるゴミを参加者で拾い集めました。ペットボトルやビニール袋、中には車のタイヤなどもあります。初めて清掃活動に参加した方は「東なぎさにこんなにゴミがあるのは知らなかった。今後もこの活動に参加して、野鳥の生息地の環境を守りたい」といった心強い感想も頂きました。また当初から参加している方は「以前よりゴミは少なくなった。この活動を継続していくことが大切！」との声もありました。
　清掃活動の後には東なぎさの野鳥や水生生物、植物などの解説を実施し、都市に残された貴重な自然を参加者に知ってもらうことが出来ました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本野鳥の会東京　鈴木弘行

第27回「海浜清掃」葛西臨海公園東なぎさ　まとめ
＜主催＞
・都漁連内湾釣漁協議会
⇒ 人員17名/渡船船舶５隻：丸裕丸、豆や、船十九、三浦屋、晴海屋丸、あみ弁丸、あみ幸いなせ丸
＜一般参加＞
・日本野鳥の会東京支部、江戸川クリーンエイド、東京コミュニケーション専門学校学生
⇒計97名
＜収集ゴミ＞　
・9時～12時
・ゴミ袋45リットル40袋（約800kg）
＜協力＞
江戸川区、江戸川清掃事務所、東京湾水辺ライン、東京港埠頭公社公園事業部東部公園管理事務所